
今回はかなりのチビッコでも楽しめるボードゲーム スティッキーを紹介です。
棒の束を崩さないように引っこ抜くというシンプルなゲーム性で子どもも問題なく楽しめます。慎重に引き抜くアクション要素あり、サイコロを使うので運要素もあり、ちょっとのペナルティで手番をパスすることができるので戦略要素ありと以外に深いゲームです。
崩さないように棒を抜け!終了から10秒で再開できるスティッキー
商品名 (原題) | スティッキー Zitternix |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 10分 |
対象年齢 | 6~99歳 (実際はもっとライトです) |
メーカー | HABA |
輸入販売店 | 株式会社ブラザー・ジョルダン社 |
作者 | Heinz Meister (ハインツ・マイスター) |
参考価格(Amazon) 最下部にリンク有 | ¥3,300~ |
イメージは砂場でやった棒倒し。
このスティッキーでは青・赤・黄色の3色のスティックが束になっており、ダイスによりランダムで指定されたスティックを引っこ抜いていきます。
バランスが崩れてスティックの束が倒れ、リングが床についたプレーヤーの負けです。
ジェンガのようなルールですね。倒れそうだと思ったら指定色のスティックを捨てることによりパスできるのも面白い要素。
セット内容
箱に入っている内容はこんな感じです。
スティック(青・赤・黄)
木製で表面がコーティングされている青・赤・黄のスティックが各9本ずつ計27本入っています。
各色のスティックは太さが異なります。
青が一番太く、黄色が細くなりってます。ちなみに、ゲームを進めていく上で太いスティックを持っていた方が高ポイントとなります。
リング
木製のリングが1つ入っています。
これを使用して27本のスティックを束ねます。
ゲーム終了はこのリングが床についた時です。6面ダイス
木製のダイスが1つ入っています。
ダイスの目は青丸・赤丸・黄丸です。
棒を引っこ抜く前にダイスを振り、出た色のスティックを抜いていきます。
その他
説明書が1冊入っています。
日本語・英語・ドイツ語の3言語対応です。
遊び方
遊び方を簡単にまとめます。
ゲームの準備
- 27本のスティックを一つの束にまとめます。
各色バラバラになるようにまとめるのがポイントです。
- リングを束に通します。
- スティックをねじり、床に安定させます。
リングが高い位置で安定するとバランスが良い状態が長く継続し、ロングゲームになるのでオススメです。
準備はこれだけです。なれると10秒程度でセッティング出来ます。
ゲームの進行
- じゃんけんなどで順番をを決めます。
- 手番のプレーヤーがダイスを振ります。
- 出た色のスティックを束から引き抜き、手元に置きます。
- スティックを引き抜いたら次の順番のプレーヤーの手番になります。
- 2~4を繰り返して、バランスを崩してリングが床についたらゲーム終了です。
ちなみにスティック3本になってもバランスが保たれ崩れなかった場合、負けプレーヤー無しになります。
パスについて
自分の手番でサイコロを振った後、スティックを引き抜いたらバランスを崩してしまうと思った時、パスをすることができます。
但し、その時出たサイコロの目と同じ色のスティックを、自分の手元から箱の中に捨てる必要があります。
ゲームの勝敗/点数計算
- 自分の手元にある青のスティック1本につき3点です。
同様に赤は2点、黄色は1点となり、合計が自分の得点となります。 - 束を崩してしまった人は0点となります。
チビッコ向けアレンジルール
- 得点計算やパスについては未就学のチビッコだと少し難しい場合があります。
ただサイコロの目の色と同じスティックを引っこ抜いて、崩れたら負けというルールだけにすると、シンプルなルールになるのでチビッコでも楽しめます。
意外とこれだけで盛り上がるんですよね。 - 1戦だけで終わりにするより、プレーヤーの獲得した点数を記録して数ラウンド遊んだほうが、長く遊べます。
おすすめポイント
HABAこだわりの素材
HABAの木製おもちゃはすべてドイツで製造されていて、着色料には水溶性の塗料、コーティングには水溶性のワックスを使用しています。。
口に含んだとしても、有毒な溶剤は一切使用していないのでチビッコに遊ばせるのも安心です。
また、木は生き物ですからすべて同じってことがありません。
少ししなっていたり、まっすぐだったり。。。その個性がゲームに面白みを加えます。
直観的にわかるルール
サイコロで出た色のスティックを引き抜くだけなので誰でも簡単にわかるルールです。
前述したとおり、点数計算や崩れる予測ができないチビッコとプレイする場合は、ルールを簡略化しても楽しめるのは良いポイントですね。
大人がやると戦略型チキンレースに
パスの要素が深みを出し大人がやるとより楽しめます。
赤が出て今抜くと危なそうだし、赤は1点だから迷わずパスする。。。
青が出てパスしたいけど3点は惜しいので玉砕覚悟でチャレンジする。。。など、予測や得点の概念がわかっている場合、いろいろな戦略をとることができます。
セットアップが10秒
セッティングは非常に簡単です。
再セットアップが10秒ほどで終わるのでサクサクしたプレイが可能となっています。負けた人が「もう一回!」と言ってきたら気軽にプレイしてあげましょう。
兎に角これがおすすめポイント!!
まとめ
いかがでしたか?
シンプルなのに意外と夢中になるこのゲーム。
カラフルなコンポーネントと引き抜くというアクションで知育玩具としても有名です。
HABAはベビーやキッズ向けに強いボードゲームメーカと思っていて、その通りなんですが、子どもだけじゃなく大人でも楽しめるゲームに仕上がっていると思います。
また、すべすべしたテーブルでやるより少し摩擦力があるマットを敷いてやるとロングゲーム化するのでより白熱した展開となるでしょう。
ちなみにマットは100均のアイテムで自作することが可能です。
また、Amazonでは類似商品が出ているそうなので注意して下さい。
正規輸入版のリンクはこちら。
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